本革メンズ長財布ランキング！「丈夫な革財布」編

財布選びをする上で、何を最重要視するのかによって、おすすめの財布（人気の財布）は、異なってくるものです。当たり前のことですが、メンズ長財布の人気も一律ではないということ。ここでは、『丈夫さ』をターゲットとした、人気の本革メンズ長財布ランキングをご紹介したいと思います。

※現在、メンズ革財布にて、人気上位のハイエンドブランドに成長した「ココマイスター（COCOMEISTER）」。多彩な財布アイテムが揃っています。

そんなCOCOMEISTERの財布に関して、こちらのココマイスター長財布【評判】検証！をご参考にしていただければと思います。

丈夫な革財布（長財布）に求められる”丈夫さ”の要素とは？！

まず、基本として押さえておきたいのが、本革財布に求められる”丈夫さ”の要素です。

基本的には、「末永く活用していくことが出来るメンズ長財布であること」＝「丈夫なメンズ長財布」と捉えてみたいと思います。

その上で、本革メンズ長財布には、2つの”丈夫さ”要素が存在することに。それが「革素材の丈夫さ」と「接合・縫製の丈夫さ」となります。

 メンズ長財布に使用される”丈夫な革素材”BEST3！

革素材の”丈夫さ”とは、「革の強度」と「革の耐久性」の2要素から構成されています。

”革の強度”は、単純に革素材を引っ張ったり、圧力を加えたときに革素材が千切れたりしないかどうかの尺度を意味しています。

対して、”革の耐久性”は、革素材を繰り返し折り曲げてみたり、革表面を擦ってみたりしたときに、大きな損傷が生じるかどうかということ。キズなどが生じたとしても、革素材としての機能性（強度、見た目の風合いなど）が損なわれなければ、耐久性が高い革と言えます。

「丈夫な革素材」とは、”強度”と”耐久性”の2要素を併せ持つ革素材なのです。

そんな革素材の”丈夫さ”をイメージしやすくするために、「強度」「耐久性」をそれぞれ五段階評価（１～５）にて数値化してみました。「１」が最も機能的に劣り、「５」が最も機能的に優れていることを示しています。

の9段階評価（2～10）にて表してみました。（0という数値は設定しませんでしたので、最も強度が低いものでも、”2”という値となります。）

あまりレアな革素材を取り上げても意味がありませんので、一般的にメンズ財布として多く活用されている革素材を対象として、”丈夫さ”を数値化。上位（BEST3）に位置づけられた、革素材が下記となります。

No1：オイルコードバン「丈夫さ数値：10（強度：5、耐久性：５）」

”丈夫さ”にて最上位に位置付けられたのが、オイルコードバン素材です。

革素材の中で革繊維が最も緻密な構造を有するコードバン素材は、最上級の強度を有しています。

そんなCORDOVAN素材の中、”耐久性”にて最上位に位置づけられたのが、オイルコードバン素材。革繊維内に沢山の天然オイルが浸透しているオイルレザーの一種で、革表面にキズが付いても、革風情として捉えることが出来るほど、キズが目立ちにくいのです。

革繊維内に浸透している天然オイルの作用にて、弱いながらも撥水性を有するのもポイント。基本的に革素材は共通して、”水の付着に弱い（水しみが出来やすい）”という特性を有するのですが、そんな革素材の中でも、オイルコードバンは、”水付着に対する強さ（あくまでも革素材間での比較にて）”も有しているのです。

また、CORDOVAN素材に共通するのが、特殊な一層構造の革素材であるということ。一般的な革素材は「銀面+床面」と呼ばれる二層構造となっています。表面にある薄い”銀面”は、年月の経過とともに、床面との乖離（浮き）が生じる傾向があるんですね。

これが革素材の耐久性を弱める要素のひとつとなります。CORDOVAN素材は、もともと銀面がありませんので、革表面の乖離（浮き）が生じないんですね。このことから、革素材の中で最も耐久性の高い革素材と位置付けられているのです。

＊コードバン長財布！水染め仕上げ・オイル仕上げ・蝋引き仕上げ。

No2：ブライドルレザー「丈夫さ：9（強度：5、耐久性：4）」

No2に位置づけたのが、”ブライドルレザー”です。”強度”に関しては、オイルコードバン素材と同じ「5」の評価ですが、繊維方向を問わずに高い強度を有しているという意味では、オイルコードバンよりも、若干高い強度を有していると考えることもできます。

”耐久性”が「4」となったのは、「銀面」を有する革構造だから。その他の”撥水性””キズ付着の目立たなさ”などは、オイルコードバンと同等以上の評価が出来るものとなりました。

”ブライドルレザー”は、イギリスを代表する伝統的な革素材。馬具（鞍など）に使用されるような、とても強度の高い牛原皮をベースに、天然蜜蝋を時間をかけて、たっぷりと皮繊維内に浸透させることにょって、創出される個性的な革素材なのです。

”重厚感”と”大人の男性”をイメージさせてくれる落ち着いた風合いが近年、日本でも大人気に。丈夫さに関わらず、ブライドルレザー仕様のメンズ長財布は、とても人気のある長財布となっています。

＊英国紳士のイメージを楽しめる”ブライドルレザー”仕様の長財布

No3：ミネルバボックス（イタリアオイルレザー）「丈夫さ：8（強度：4、耐久性：4）」

革製品に多く活用されている革素材の中で、革の強度の高さという意味では、やはり”牛革素材”があげられます。

No2に掲げた”ブライドルレザー”も牛革素材のひとつです。革製品にする上で、単純に強度が高ければよい・・というわけではありませんからね。

革製品（財布など）として、「加工がしやすいこと」「縫製・接着が可能なこと」もとても大切な要素となりますので。硬くて、加工が出来ないのでは、本末転倒なこととなってしまいます。

そういう革素材としての重要な要素を兼ね備えていることを前提に、No3の丈夫さとなったのが、”ミネルバボックス”です。ミネルバボックスは、イタリアオイルレザーの一種。イタリアの伝統的な革加工技術”パケッタ製法”によって、生み出される革素材です。

こちらも、革繊維内にたっぷりと天然オイルを浸透させることによって創出されており、革の強度と適度な柔軟性を併せ持っているのが特徴となっています。

人気の丈夫な革財布（メンズ長財布）！BEST3。

上記でお話した、「丈夫な革素材」をベースとして、人気の丈夫な本革メンズ長財布を厳選してみました。

冒頭で記していますが、”丈夫な財布”となるには、「丈夫な革素材」を使用していることに加えて、「接合・縫製の丈夫さ」が必須な要素となります。それは、”革職人の技術”に起因する要素。高い技術と経験を有するとともに、丁寧に仕事を推進する職人心が”縫製の丈夫さ”を生み出してくれるのです。

ゆえに、”革職人の匠技術”にこだわりを持って、作られている本革財布であることを”丈夫な革素材”に加えた条件といたしました。具体的には、日本の匠革職人によって、仕立てられている本革財布となっています。ご参考にしていただければと思います。

オイルコードバン仕様のメンズ長財布「スタンフォード」

世界最高峰に位置づけられているオイルコードバン素材が”ホーウィン・シェルコードバン”です。そんなシェルコードバンを贅沢にも無双仕様（表革・内革も同じ革）で仕立てられた長財布が「スタンフォード」。

表革も内革も同じ”シェルコードバン（オイルコードバン）”で創作されていますからね。最上位の”丈夫さ”を有するメンズ長財布と言えるものと思います。

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ブライドルレザー仕様のメンズ長財布「インペリアルウォレット」

上質なブライドルレザーを欧州から輸入。日本の革職人が丹精込めて仕立てたブライドルレザー仕様長財布が「インペリアルウォレット」です。

お札の収納力も高く、シンプル＆ベーシックなフォルムデザインであることも、人気の要素となっているようです。

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ミネルバボックス仕様のラウンドファスナー長財布「クラブウォレット」

ミネルバボックスを使用して、創作されたラウンドファスナー長財布「クラブウォレット」です。

ミネルバボックス仕様のフラップデザイン長財布もありますが、その収納力の高さと使い勝手の良さから近年、人気を高めているのがこちらのラウンドファスナーデザインでしたので、ここにピックアップいたしました。

単純に”耐久性”で考えると「ファスナー」が付いていることから、ファスナーの破損などが生じますので、フラップデザイン長財布と比較すると、若干耐久性には劣ることとはなるんですけどね。販売実績を加味させていただきました。

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機能性（マルチな収納力）を付加した丈夫な革財布（長財布）。

近年、スマホの利用者が増加したことから、”スマホが収納可能な本革長財布”が登場してきました。

＊スマホを収納することが可能なラウンド本革長財布（メンズ）特集！マルチな機能性が魅力。

スマホの保護の機能も併せ持った財布となります。これらは、クラッチバッグ的な機能を有することから、細部に渡って”丈夫さ”が必要な要素となるもの。まだまだ数少ないアイテムではありますが、今後、増加傾向となっていくかもしれませんね。