ビジネスシーンで活用する長財布をイメージするときに、大切な要素となるのが”スーツスタイルへの適正”ですよね。まずは、スーツスタイルへの適正を検証する上で、具体的に何が必要になるのかを考えてみたいと思います。

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スーツスタイルに求められる長財布の特徴

”財布”は、基本的に個人の趣味嗜好が最優先されるものです。ただ、ビジネスシーンで活用することを考えると、「一般常識」「第一印象」なども、財布選びをする上で、考慮しておきたい要素となるもの。

また、仕事をする上で「スーツスタイル」なのか「ワークスタイル(作業着)」なのかによっても、財布に求められる要素(適正)は異なってくるものです。ここでは、”スーツスタイルに適した長財布”に求められる特徴・要素を記してみたいと思います。

スーツ上着の内ポケットに収納しやすいサイズ感(スリムデザイン)

まず、一番重要になる財布の特徴と言えるのが「スリムなフォルムデザイン」であること。スーツスタイルにて、財布を持ち歩くとき、スラックスのバックポケットに財布を収納する方もいますが、スマートに持ち歩くことを考えると”上着の内ポケットへの収納”が好ましいものとなります。

そのためには、「財布サイズ(長さと幅)」「財布の厚み」が極力小さいものが適正が高いものに。一般的に”スリムデザイン”と名付けられている長財布が対象となります。

”小銭入れポケット”の無い、札入れタイプの長財布

「財布の厚み」にも影響する要素として、押さえておきたいのが”小銭入れポケットの有無”です。スーツ内ポケットへの収納を考えたときには、小銭入れポケットの無い「札入れタイプの長財布」が最も効果的なアイテムとなります。

次に「薄型小銭入れポケット付きの長財布(マチ無しorササマチ)」が有効に。一般手な「小銭入れ付き長財布(通しマチ、蛇腹マチ)」はあまりお勧めできないものとなります。

・札入れタイプの長財布(最も適正有り) >・薄型小銭入れポケット付きの長財布 >・小銭入れ付き長財布

”小銭入れポケットの有無”という要素は、「財布の厚み」の課題以外に、「財布の重さ」が大きな問題となるんですね。コインを多くいれた長財布は、かなりの重量となり、スーツ内ポケットに収納すると、その重みでスーツのシルエットが大きく崩れてしまうのです。財布の重みで、片崩れしたスーツは、とてもだらしなく見えるものです。

長財布のフォルムデザインとしては、金具の無い「フラップ長財布」がおすすめ。

金具01長財布にも、フォルムデザインのバリエーション(ラウンドファスナーデザイン、L字ファスナーデザイン、フラップデザイン、クラッチデザインなど)がありますが、スーツスタイルに最も適した長財布となるのは、やはり「フラップデザインの長財布」となります。

”厚み”の問題もありますが、”ラウンドファスナー長財布””L字ファスナー長財布”においては、財布外周部にファスナー(金属)が取り付けられています。この金属部分が、内ポケットからの出し入れ時に、ポケット内部の生地を傷つけてしまったり、逆に生地繊維がファスナー部分に引っかかってしまったりと不具合が生じる要素となります。

スーツを痛めることにもなるし、財布の寿命を縮めてしまうことにも繋がるわけです。ゆえに、金属部が露出していない一般的な”フラップデザイン長財布”がスーツスタイルに最適なアイテムとなるのです。

スーツスタイルに最適な本革メンズ長財布 BEST3

上記に記した要素をすべて満たした、スーツスタイルに最適な本革メンズ長財布をご紹介したいと思います。いずれのアイテムも高い人気を有しており、入手困難なアイテム。革職人が丹精込めて創作していることから、再入荷されるまでの期間も長くなっており、”在庫なし”の期間も多くなっているからなんですね。

1)最高峰”クリスペルカーフ”仕様の長財布「ロシュウォレット」

ロシュウォレットスーツスタイルに適したメンズ長財布として、まず最初に取り上げておきたいのが、こちらのクリスペルカーフ仕様の長財布「ロシュウォレット」です。

”クリスペルカーフ素材”は牛革素材の中でも、高級品に位置づけられている”ボックスカーフ”の一種。ドイツの老舗名門タンナーが創出している最高峰ポックスカーフが”クリスペルカーフ”なのです。

そんなクリスペルカーフの特徴を大いに活かした長財布「ロシュウォレット」は、落ち着き感と美しい艶感を兼ね備えたエグゼクティヴな佇まいが最大の魅力。凛とした雰囲気を感じさせてくれることは、ビジネスシーンにおいても、印象度UPに繋がります。

単に”高価なアイテム”というだけでは、あまり良い印象とはならないもの。上品さを有していることがエグゼクティヴな印象を与えるとともに、信頼度を高めてくれる要素となるものと感じています。

スーツスタイルへの適正要素をすべて満たしているのはもちろんのこと、素材の特徴として、革表面にキズが付きにくい(キズが付いても目立ちにくい)という要素があります。これも、ハードな使用となりやすいビジネスシーンで活用する財布として、効果的なポイントとなっています。

-特徴-
・印象度UPに繋がる、上品で凛とした佇まいを有するエグゼクティヴ仕様の長財布に。
・革表面にキズが付いても目立ちにくい。
・スマートに持ち歩くことが出来るスリムデザイン。

*素材:クリスペルカーフ(ボックスカーフ、牛革)
*色彩:ロイヤルブラック、グランツネイビー、ダークブラウン、シャルトープ
*価格:¥54,000円(税込み)

クリスペルカーフ仕様長財布「ロシュウォレット」の詳細・購入はこちらの公式SHOPへ

2)時代を問わず大人気のメンズアイテム!コードバン長財布「ハイフライヤー」

ハイフライヤー今も昔も変わることなく、多くの男性にとって、憧れすら感じさせてくれる貴重な革素材がCORDOVANです。

”革のダイヤモンド”と評されるCORDOVAN素材は、年々希少性は増すばかり。近年では原材料(原皮)そのものがなかなか入手出来ないものとなっており、コードバン仕様(上質)の財布は、革財布の中でも最も入手困難なアイテムとなっています。

CORDOVAN素材を代表するのが”水染めコードバン”。こちらは、最高峰の水染めコードバンを使用、日本の匠革職人によって仕立てられた長財布「ハイフライヤー」です。

一般的なコードバン長財布の多くは、内装に”ヌメ革”を使用しているのですが、こちらのハイフライヤーは、内装にもこだわり、人気の高いイタリアオイルレザー(ミネルバボックス)を使用。財布としての風格が増した仕様となっています。

大人気アイテムとなっており、かつ、原皮の入手が難しく、創作期間も長くなっていることから再入荷機会が少ないのが難点。現状、最も入手困難なメンズ長財布のひとつと言えるのではないでしょうか。入手するためには、公式SHOPにて、”再入荷お知らせメール(無料登録)”への登録が必須となっています。何せ、再入荷の日時に合せてSHOPを訪れないと、入荷・即完売となってしまいますので。

-特徴-
・革素材の自然な力により創出される美しい艶感。
・様々な世代の男性が憧れを抱いているCORDOVAN素材。
・高級感を携えたスマートなフォルムデザイン。

*素材:水染めコードバン
*色彩:ブラック、ボルドーワイン
*価格:¥67,000円(税込み)

コードバン長財布「ハイフライヤー」の詳細・購入はこちらの公式SHOPへ

3)重厚感が魅力!ブライドルレザー仕様長財布「アルフレートウォレット」

アルフレートウォレットイギリスを代表する革素材のひとつが”ブライドルレザー”です。天然蜜蝋を時間を費やしながら、丁寧に革繊維内に浸透させることによって、創出される革素材。

時折、革表面に吹き出る”ブルーム”と呼ばれる白い粉状のものは、天然蜜蝋が吹き出たもので、本物のブライドルレザーの証となっています。

この”ブルーム”は機能的にも重要なポイントに。ひとつは、定期的にブルームを拭き取ることによって、革表面に美しい艶が創出(蘇る)されます。艶感を生み出す大切な要素となっているんですね。

もうひとつが、ブルーム(天然蜜蝋)が水の付着(雨水など)に対して、革繊維内へ水が浸み込むことを防いでくれるのです。弱撥水性もあることから、”水しみ”となりにくいんですね。日常的に使用する財布にとって、この機能要素はとてもありがたいこと。人気のポイントともなっています。

そんな上質ブライドルレザーを英国から輸入。日本化の革職人によって仕立てられた長財布が「アルフレートウォレット」です。スマートさを追求したデザインが特徴。とても、スーツ内ポケットからの出し入れがしやすい長財布となっています。

上位でご紹介した長財布は、「艶感」「エグゼクティヴさ」が特徴となっていましたが、こちらのアルフレートウォレットは、英国紳士を思わせてくれる「重厚感」と「落ち着いた佇まい」が特徴に。価格帯的な購入しやすさもあり、人気アイテムになっています。

-特徴-
・英国紳士を思わせてくれる重厚感と落ち着いた佇まい。
・耐久性がとても高く、キズが付いても目立ちにくい。
・スマートを追求したスリムデザイン。
・弱撥水性を有し、水の付着に少し強さを有しています。

*素材:ブライドルレザー(蝋引き仕上げ牛革)
*色彩:ブラック、モスグリーン、ロイヤルブラウン、ダークネイビー、ロンドンキャメル、スイスレッド、ヘーゼル
*価格:¥31,500円(税込み)

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