英国を代表する革素材”ブライドルレザー”は、近年日本にて、とてもメジャーな革素材となっています。特にメンズ財布として、常に高い人気を得続けています。そんなブライドルレザーの魅力とは何か?!
目次
ブライドルレザーには、”機能”と”風情”それぞれに大きな特徴が。
ブライドルレザーは、イギリスを発祥の地として、現代では世界的な人気を有する革素材となっています。
天然蜜蝋をたっぷりと革繊維内へ浸透させることにより創出される革素材。革表面に浮かび上がる”ブルーム”と呼ばれる白い粉状の物質は、天然蜜蝋が吹き出たもの。本物のブライドルレザーである証となっています。
そんなブライドルレザーには、”機能”と”風情”のそれぞれに、とても個性的な特徴があります。それが「革の高い耐久性(機能)」と「重厚感(風情)」です。
ブライドルレザーの特徴的な機能:高耐久性
ブライドルレザーが有する最大の機能的な特徴となるのが「革の耐久性」です。革素材の中で、最高峰に位置づけることができる耐久性を有しているんですね。とても、丈夫な革素材なのです。
それもそのはず、原皮として使用しているのが、馬具(鞍など)に活用されている堅固な成牛の皮。革繊維が太く、丈夫で繊維同士が絡み合う構造を有しています。革を引きちぎることなど至難の業となるもの。
そんな堅固な成牛の皮をベースとして、天然蜜蝋を皮繊維内にたっぷりと浸透させることによって、財布して使用できる程度の硬さに解しているわけです。それでも革素材ならでは、”しっかりとした硬さ感”が味わえるものとなっています。
ブライドルレザーの特徴的な風情:重厚感
ブライドルレザーは、革素材の中で最も”重厚感に富んだ革素材”と言えるもの。英国紳士を思わせてくれるような、落ち着きとレトロな風合いを有しているのが魅力となっています。”大人の男性の魅力”を引き立ててくれるのがブライドルレザーの最大の特徴(風情)と言えるのではないでしょうか。
実際、ブライドルレザーは、あまり女性用の革製品には使用されていません。男性的な力強さを感じさせてくれる革素材だからなんですね。
キズが付いても目立ちにくい(キズ付きにくい)のも魅力に。
ブライドルレザーは、重厚感と共に少々ワイルドな印象も感じさせてくれます。それゆえに、もともと堅固で傷付きにくいのですが、キズが付いたとしても、”キズが目立ちにくい”といった特徴を有することに。
”革素材の耐久性”と共に”キズが付いても目立ちにくい”という特徴を有することから、ブライドルレザー仕様の財布は、末永く活用していくことが出来る革財布となります。革財布の中では、最も丈夫な革財布と言えるのではないでしょうか。丈夫な財布を探している方にとって、ブライドルレザー仕様の長財布は最適なアイテムとなるものと思います。
革の堅固さが財布への仕立てにくさに!高い縫製技術が必要。
丈夫な革素材として、人気のあるブライドルレザーは、反面、その”革の硬さ”が「財布への仕立てにくさ」に繋がっています。繊細な縫製をするのは、一苦労となるんですね。
ゆえに、ブライドルレザー仕様の長財布を作る上では、「高い縫製技術と経験」を有していることが必須な要素となるもの。革職人の技量が財布の仕上がりに大きな差を生じさせるのがブライドルレザー仕様の長財布なのです。
ブライドルレザー仕様長財布には、同じ革素材を使用していたとしても安価なものもあれば、高価なアイテムも存在しているんですね。それは、「職人技術の差」と考えることが出来るのかもしれません。
安価なブライドルレザー長財布は、革素材自体は丈夫であっても、財布としての寿命は短くなりやすいもの。(糸の解れ、財布の型崩れが生じやすいため)やはり、相応の価格帯の財布アイテムを選ぶようにしたいものです。
創作難易度が高い”ブライドルレザー無双仕様”の長財布。
ブライドルレザーは、堅固な革素材で、しかも革表面が天然蜜蝋で覆われていることから、とても、財布として仕立てるのが難しい革素材となっています。
特に、ブライドルレザーを表革だけでなく、内革にも使用する”無双仕様”とするのは超難度な技を有するもの。(通常の接着剤なども使用できないため)。それゆえに、限られた匠革職人のみが創作出来る”ブライドルレザー無双仕様の長財布”は、最上級(最高級)のブライドルレザー財布となります。
こちらは、そんなブライドルレザー無双仕様の長財布「バイアリーウォレット」。最高峰のブライドルレザー仕様長財布と言えるものと思っています。
*色彩:ブラック、モスグリーン、ロイヤルブラウン、ダークネイビー、ボルドーワイン、ヘーゼル
*価格:¥43,000円(税込み)
▼ブライドルレザー無双仕様の長財布「バイアリーウォレット」の商品詳細・購入はこちらから(公式SHOP)